お知らせ

山茶花(さざんか)の会について

奈良の紅茶つくりびと

 

さざんかの会
(中奥 はつさん 上本正代さん 畑家和代さん 馬殿政代さん)

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26年間守っています!! 師匠の教え。 笑顔がまぶしい女性4人組み

土埃を巻き上げて、井ノ倉さんの軽トラが先導し 「ティーポート」まで茶山を下りました。
(「ティーポート月ヶ瀬」は平成11年に16軒の農家が協力して作った農事組合法人)
ティーポートでお会いしたのは、中奥はつさんをはじめとする、
ニコ(#^.^#)ニコの笑顔がまぶしい4人の女性陣でした。

さざんかの会(4人)が紅茶を作り始めたのは 平成2年から、なんと26年も前からです。
当時、緑茶の2番茶の評価が下がり、このままではいけないと2番茶の活用を考え、
静岡県丸子の村松二六さんに、紅茶製造法を習いに行ったそうです。
二六さんの指導通り、揉捻機の面も真鍮に張り替え、中揉機の中も紅茶用に改良。
「師匠の教えは今でも忠実に守っていますよ!」と笑顔。
また、平成9年にはインド・ダージリンへも視察をされたそうです。
皆さん笑顔で、なんと前進的なお母さん達なんだろうと感動でした。

 

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「さざんか紅茶」リーフ  和紅茶(TB)
緑茶用品種の「さやまかおり」を使用。
毎年1回、7月から8月、その年の緑茶の2番茶が終わる頃製造。(今年は8月上旬)

今年は天候の関係で8月に紅茶づくりを行いました。コンテナでの萎凋が主ですが、
日光萎凋も試みたそうです。

1つのTBでは、カップ1杯分の紅茶を淹れられるのがよくあるタイプですが、
さざんかの会さんの紅茶TBは、ひとつがなんと5g入りで2杯分以上淹れられます。
カップ用ではないので、糸もないTBです。たっぷり味わってくださいとのことです。

「さざんか紅茶」のおすすめはストレート、しっかり作られている紅茶なので、
煮だしてミルクティーにも、これから寒くなる冬には、生姜を加えて、
ぽかぽかになる飲み方もおすすめです。

2016.10.8

地紅茶サミット世話人会

紅茶研究家 高橋彰子

 

【茶園情報】

さざんかの会

奈良市月ヶ瀬桃香野4531 ( 上本正代)

tel0743-92-0278

 

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