お知らせ

出張茶館 囍茶(きちゃ) について

「奈良では」の地紅茶によるおもてなし 「つながる茶会」  (12/4.12/5)

夫唱婦随、それとも婦唱夫随?どちらにしても、末松剛介・藤永絵美子さん夫婦は、自宅を開放してのお茶の教室、また出張茶館、各種ワークショップで評判をとる奈良市在住のお茶の伝道師。「京都吉田山大茶会」の常連でもあり、中国茶のパフォーマーとして、すでにゆるぎない実績をつんでいる。

おしどり夫婦が一緒に活動するときの肩書は<囍茶(きちゃ)>。その文字にあらわれている通り、ふたりが演出するパフォーマンスは、たくさんの〝喜び″ に溢れている。その最大の売り物は、「手作り点心とスイーツ」によるおもてなし。絵美子さん自らつくる点心は、修行に通って覚えた香港仕込み。

一方で、台湾での製茶研修で養ったお茶を見る目は、囍茶の活動の礎になっている。だから、堀出し物、また選び抜かれた中国茶が、実にさりげなく呈茶される。剛介さんの日本茶を批判的に捉える眼力も、頼もしい。お茶談義に持ち込めば、本音をしゃべってくれるかもしれない。

 

2016.4.28

飯田辰彦

PB177145

 

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