「奈良では」の地紅茶によるおもてなし 「奈良では」の茶歌舞伎 (12/4.12/5)
「ならでは」のシンポジウム パネリスト (12/4)
穂高さんは子供のころからのお茶好きが高じて、北京大学留学中にはジャスミン茶にはまり、帰国後はヨーロッパ放浪を挟んで表参道の中国茶専門店に勤務。時はまさに、中国茶ブーム到来の直前というタイミング。
仕事に邁進したことは言うまでもないが、勤務先で貴重な経験とともに、のちに妻となる女性(康子さん)まで獲得。今では二人手を携え、奈良市の奈良町に「心樹庵」という素敵な店を構え、中国茶と日本茶のトップブランドを商っている。特に、夫婦が足で集めた希少な日本茶は、どれも‘珍品’(しかも逸品)揃いで、お茶の可能性を改めて教えてくれる。
古い古民家を改装した店舗は喫茶室にもなっていて、坪庭を眺めながらの喫茶が楽しめる。あとは古都の隠れ家で、庵主からお茶のうんちく話をたっぷり聞いてほしい。心樹庵では、それも料金に含まれているらしい。
2016.4.28
作家 飯田辰彦
日本茶&中国茶専門店 心樹庵
〒630-8334
奈良県 奈良市 西新屋町 22
電話 : 0742-27-3083