「ならでは」のシンポジウム パネリスト (12/4)
日本茶 中国茶専門店 心樹庵 米山穂高氏について
穂高さんは子供のころからのお茶好きが高じて、北京大学留学中にはジャスミン茶にはまり、
帰国後はヨーロッパ放浪を挟んで表参道の中国茶専門店に勤務。
時はまさに、中国茶ブーム到来の直前というタイミング。
仕事に邁進したことは言うまでもないが、勤務先で貴重な経験とともに、のちに妻となる女性(康子さん)まで獲得。
今では二人手を携え、奈良市の奈良町に「心樹庵」という素敵な店を構え、
中国茶と日本茶のトップブランドを商っている。
特に、夫婦が足で集めた希少な日本茶は、どれも‘珍品’(しかも逸品)揃いで、お茶の可能性を改めて教えてくれる。
古い古民家を改装した店舗は喫茶室にもなっていて、坪庭を眺めながらの喫茶が楽しめる。
あとは古都の隠れ家で、庵主からお茶のうんちく話をたっぷり聞いてほしい。
心樹庵では、それも料金に含まれているらしい。
2016.4.28
ノンフィクション作家 飯田辰彦